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カテゴリ:個別銘柄 > 自動運転

こんばんは。

最近は香ばしい銘柄が良く動きますね。今日上昇した銘柄ではシステムソフトや倉元、下がったけどショクブン等はなかなか香ばしいです。また、本格的な動意前ではピクセラなどがかなり怪しい動きになってきました。この手の銘柄は振るい落としも激しく、買い値を間違えると一瞬で含み損が▲10%を超えてしまったりします。仕手株を触る場合は、頑張って働いて得たボーナス(賞与の時期ですから)を一瞬で溶かすことのないよう(笑)、リスク管理を徹底してくださいね。あなたの財布は狙われていますよ笑。


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さて、本日の注目銘柄ですが、
「6730 アクセル」にしました。

もう何度も実際の銘柄を元にチャートを見てきたので確認しなくてもわかると思いますが、念のため週足チャートを載せます。
2019-07-09 (6)
週足でアセンディングトライアングルを形成中でしたが、上の重要なレジスタンスを明確な出来高をもってブレイクしてきたわけです。これまで取り上げてきた銘柄はまだ重要なレジスタンスを超えていない銘柄が多かったと思います。トレンド転換の可能性が今後高いと思われる銘柄群がこれまででしたが、今回はレジスタンスのブレイクによってほぼトレンド転換したと判断できる銘柄です。

日足です。今日ブレイクしたラインの上にもパラレルラインを引きましたがここは過去にサポートがあったポイント、すなわち現在はレジスタンスとなるポイントの1つです。今回は載せませんが、このおおよそ800円のレジスタンスラインは週足の一目均衡表の抵抗帯の上限がある部分です。これを踏まえると、今後の上昇過程において800円前後で一旦跳ね返される可能性が高いという仮説が立てられると思います。仮説が正しいかどうかはどうでも良いのですが、このような仮説を事前に立てておけばホールドしてる銘柄が急に落ちていっても「レジスタンスに跳ね返されたんだな」と冷静さを保てるはずです。
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少し日足を拡大します。Aでストップ高を付けていますが、その後のベース部分の出来高が他のネガティブフィードバックの期間の出来高と比較して平均して多いことがわかるでしょうか(ネガティブフィードバックというのは大きな方向性のない期間のことです)。勘の良いトレーダーはこれまでと雰囲気が違うなと気付いていたと思います。これまでのブログでも書きましたがストップ高を付けた銘柄はその後の経過が大事です。ストップ高→ベース作り→真のトレンド開始という一連の展開は1つのパターンのようなものです。故にストップ高を付けた銘柄は1カ月後、2カ月後(場合によっては半年後以上)のようなポイントで定点観測すると良く、私もそうしてます。
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ここでAのストップ高のきっかけを確認します。だいぶ端折りますが、元々2017年にNEDOに採択されていた事業のプロジェクト場所を移したようなものだと思います。それはどうでも良いのですが、今回採択では株式会社ティアフォーが加わりました。そしてアクセルは完全自動運転に特化した独自のアクセラレータ及びメニーコア混在のヘテロジニアスSoCの研究開発を主に担当とあります。
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ここで当社とティアフォーの関係を振り返りますが、元々2017年5月にヘテロジニアスSoCの研究開発での協業を発表し、共同開発の推進と事業化を目的に2018年3月に当社がティアフォーに出資を行いました。そして今回のNEDOの採択にティアフォーも参画している経緯です。

2021年に試作チップの完成を予定しているので事業化はまだだいぶ先の話になります。事業化した際の業績へのインパクトを現時点で試算するのも困難です。しかしティアフォーはトヨタ等の出資で運営される未来創生ファンドも出資しているほか、米国のエヌビディアも出資するなど錚々たる企業が既に関わっています。エヌビディアの自動運転パートナー企業はトヨタのほか、ベンツ、アウディ、ワーゲン、ボルボ等です。ここで妄想はしませんがそういった大きな渦の中にある企業に出資、協業しているという事実は重要であり、当社の技術力の裏付けにもなります。
ティアフォーに関する直近のニュースでは、以下の日経記事抜粋のとおり大手各社が増資に応じている状況です。
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とはいえ、こういったIRのインパクトを正確に捉えるのは困難ですし、捉えようとすると膨大な時間を調査に割かなければなりません。でもチャートはストップ高後のエネルギー蓄積を隠せてはいませんでした。トレーダーとしてはこのチャートに現れる部分を見逃さないことの方が重要だと私は考えています。

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最後に業績を見たときに前期の赤字が目に焼き付き買えないと思う方も多いかと思います。当社の現時点での主力市場はあくまでパチンコ、パチスロ市場で、この市場はご存知のとおり漸減傾向にあります。経営層はそんなことは当然わかっていますので、これまで培ってきた技術力をミドルウェア、機械学習(AI)、セキュリティ、ブロックチェーンという時代が求める分野に応用させる形で事業構造を転換させているのが現在です。その一環がティアフォーとの協業でもあります。
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新規事業の収益貢献イメージは以下のとおりになりますが、2023年3月期で売上高で16億円程度にまで成長します(前期売上高は約50億円)。
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現在は事業構造転換へ向けた種まきの時期です。実際、当社の研究開発費は以下のとおり前期は25億円にも及んでいる状況です。前々期と比較しても約4億円の利益圧迫要因になっているわけです。主力事業の市場縮小により売上高は減少傾向ですが、事業構造転換の中で利益の質を高め、新しい会社に生まれ変わろうとしています。
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以下のとおり企業理念を変えるほどの変革の最中に当社がいるということです。この変革の未来を見据えて株価が上がるかどうかを考えていくことになります。
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かなり脱線しました。しかし、トレーダーはこういった状況を頭の片隅に入れながらもチャートに集中するのみです(笑)。今後はブレイクした株価がブレイクポイントに戻るのか、800円のレジスタンスでどう反応するか等々トレーダーは目の前の事実と戦っていきましょう。

今回はブレイク後の銘柄を敢えて取り上げました。ブレイク後の銘柄を取り上げるとどうしても後付講釈っぽくなるので、これまではブレイク前の銘柄を取り上げていました。ブレイク前の銘柄がどうブレイクしていくかをブログとツイッターの併用で見ていくことが勉強になるかと思ったからです。でもたまにはブレイク後の銘柄が今後どういう軌道を描いていくかを観察していくのも良いですね。もちろんブレイクが騙しになる可能性だってなくはないですからね。

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ということでそれでは。

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こんばんは。今日は私の保有及び監視銘柄はほとんど動きのない1日でした。チャートの中でトレンドが発生している時間は全体の15~20%と以前ツイッターで言いました。つまり、残りのほとんどの時間はトレンドにより生じたモメンタムを吸収するいわば「退屈な時間」なのです。上昇トレンドの中で生じるこの「退屈な時間」は次の上昇への準備期間でもあります。自身の保有銘柄を見るときも今がどんな時期なのかを意識しながら監視することがとても重要だと思います。


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さて、本日の注目銘柄は少し迷いましたが、
「6862 ミナトホールディングス」にしました。

今日はまず日足から見てみましょう。まずAのサークルで囲った部分は年末の世界的な暴落からのリバウンド過程ですが、単純なリバウンドにしては随分と出来高を伴っているなという印象を受けました。続いてB、Cの出来高急増日は共にIRによるものです。BがアラヤとのAIソリューションの共同開発Cが株主優待に関するIRです。Bについては後述します。そして本日がDでAKIBAとの業務提携に関する基本合意のIR(これも後述)を受けてのものです。
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ここでチャートのラインについて見ていきます。下降トレンドラインについて①、②と敢えて2種類のラインを引きました。というのは、トレンドラインというものは個人の主観により結果が異なるケースが多々あるからです。①は年初来高値とBのIRを受けて付けた高値の2点を基準の引いたライン、②は年初来高値と4/18の高値の2点を基準に引いたラインです。①のケースで今日の動きを捉えるとザラ場で下降トレンドラインをブレイクするも、終値では下回って着地したと考えられます。②のケースだと下降トレンドラインを完全にブレイクしたことになります。僅かではありますが今日ギャップを付けたこと、出来高も今年最高であったことの二点を踏まえると個人的には②の下降トレンドラインを前提としても良いのかなと考えています。

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次に③のパラレルラインを考察するにあたり週足チャートを見ます。見やすくするために③以外は消しています。③は400円の節目になります。この節目はリーマン後の最高値875円以降は長きに渡りサポートとして機能していました。それが昨年下方へブレイクされレジスタンスになっています。先ほどの日足で年初に出来高を伴って上昇したAのサークルがありましたが、この上昇は③のレジスタンスの影響を明らかに受け、そこから下降トレンドに入っています。
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つまり、年初がレジスタンスへの試しの1回目、そしてこれから恐らく2回目を試します。2回目の試しを迎えるにあたり日足の②~④のIRでエネルギーを溜めているイメージです。すごくフランクに言えばレベルが低いのにボスキャラに立ち向かったのが1回目の試し、そして確実にレベルアップをして再挑戦するのが2回目の試しとなります。これが現在のチャートの状況だと思っていただければと思います。

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さて、ここで本日の出来高急増のきっかけとなったIRを簡単に振り返りましょう(3ページ目は割愛)。この提携はメモリー製品製造販売分野での提携が基本です。おそらく背景には米中貿易摩擦等に起因する事業環境の厳しさがあるものと思います。共同購買、共同生産、検査体制共通化などは原価低減に資するものです。今後業務提携が奏功すれば、まずはコスト部分が確実に改善され、次に販売面でのシナジー等が生じれば売上にも寄与するかと思います。連結業績に与える影響は未定との記載がありましたが、個人的にはジワジワ影響を与えるものだと考えています。
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次にアラヤとの共同開発のIRを見ます。私は当社の今後の株価を考えるうえでインテリジェントステレオカメラ事業、当社が出資しているITD Labというのはキーポイントになってくると考えていますが、アラヤの協力を得ることにより、より本事業の付加価値が高まることになります。
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インテリジェントステレオカメラ事業について書き始めると永遠とこの記事が終了しないので、簡潔にしますが、以下の2/5のITD Labのリリースにあるとおり、ディープラーニングのAIとの組み合わせによりレベル4、5の自動運転システムを構築することができるとあります。そしてその後、5/15にミナトホールディングスはディープラーニングのアラヤとの共同開発を発表しているわけで、今後本事業が加速していくことが大きく期待されます。
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なお、ITD Labは以下の2/7付の日経新聞にあるとおり、4月にも新型ステレオカメラを自動車メーカー向けに提供を始めるとありました。今後はディープラーニングとの組み合わせによる技術力の向上、そして本格的な事業化が期待されます。
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IRの話に脱線してしまいましたが、今年に入ってからのIRは当社の将来を考える上で非常に重要なものであります。にも関わらず株価が今この位置にいるというのは、まさにエネルギーを溜めている状況であるからだと考えています。以前イーガーディアンの記事(http://ryoku0405.livedoor.blog/archives/29607330.html)にも書いたと思いますが、エネルギーを溜めている時はどんなに良いIRがあっても上放れはしません。充電が終われば400円を超え、本格的な上昇トレンドが開始されるというのが私の現在のメインシナリオになりますので、今後またツイッターで状況をフォローしていこうと思います。

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こんばんは。先週後半より風邪を引いてしまったため、しばらく更新できていませんでしたが、8割ほど回復したためリハビリがてらブログを更新しようと思います。

今日の出来高急増の注目銘柄は、
「3653 モルフォ」です。

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今日は週足チャートから確認していきます。
4,000円あたりにパラレルラインを引いています。これは最高値11,080円付けて暴落した後も2018年2月まではサポートとして機能していた概ねのラインです。これが2018年3月に陥落し、以降はレジスタンスとなっています。よってスイングトレーダーであればここからの上昇を見込んで買いを入れる場合の一旦の目標株価は4,000円に設定するでしょう。もちろん当社の将来性をファンダメンタルズ等で見て更に高い目標株価を設定することも可能です。大切なのは自分は何に基づいて目標株価を設定しているのか、自分の保有する時間軸はどうなのかetc...でしょう。それによって目標株価も変わってくると思います。
2019-06-18


ところで、今回はMACDとRSIを下に付けましたので、更に週足チャートを拡大します(直近1年)。
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Aの部分が直近安値(1,730円)を付けた週、Bがそれとほぼ同じくらいまで下げた安値(1,780円)の週です。AとBの時点のMACDヒストグラム、RSIを白で〇を付けました。これは私がよく中長期でのトレンドの見極めをする際に使うものです。AとBはほぼ同値ですが、MACDヒストグラム、RSIは大きく上に転じおり、売り圧力がだいぶ弱り、上昇トレンド転換が近いことを示します。今回はたまたまAよりBの方がわずかに高いですが、これがBの株価の方が低かった場合は「ブリッシュダイバージェンス」という言葉が使われます。株価は下がっているのに、各指標は上がっているのでダイバージェンスなのです。これは日足ではなく週足の方が有効です。こういった足元のコンディションも確認していると、株価が高騰した時に素早く判断できるかもしれません。

ダイバージェンスについてはまた時間がある時にブログに書こうとは思っていますが、私の知る限りMACDのダイバージェンスを提唱したのは投資苑の著者であるエルダー博士なので、エルダー博士の本で学ぶのが一番確実だと思います。


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さて、日足チャートです。出来高、ギャップのきっかけとなった決算の状況を勘案し、今回のギャップはブレイクアウェーギャップであるとの仮説を私は立てました(決算の内容については今回は割愛します)。従ってサポートは2,397円、またストップ高前日終値から本日高値を1スイングとした場合のフィボナッチ38.2%の押し率が2,471円あたりなので、私なら2,397~2,471円あたりに指値を散らせておき、刺さらなければ追わないという戦略を立てます(もちろん明日以降更に高値を付けて押す場合はフィボナッチの押し率の結果も変わりますのでその辺は融通を効かせて)。
2019-06-18 (2)



明日以降の動きに注目ですね。


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