5月第1週はGWだったため、5月2週目でベース形成判定通過した銘柄を掲載します。
2銘柄と参考で1銘柄です(参考にしたのは既に真のブレイクをしたためです)。


1 ヤマザキ(6147)
基本的には時価総額20億円程度の仕手株という理解で良いかと思います。
2019-11-09
5月8日のストップ高で急騰し、何もなかったかのようにベースを形成しています。サークルのAはいわゆる「買いのクライマックス」の1種と考えて良いかと思います。①出来高レベルが通常以上②上下に揺さぶる動き、の2点が確認できるためです。通常、買いのクライマックスが起きるとその後上昇トレンドが開始しますが、最近は「買いのクライマックス」の知識も浸透しているせいか、その後一旦死んだふりをしてトレーダーの興味を消すような動きをする銘柄も見受けられます。とはいえ、素直に見れば上昇トレンドの開始が近いことを示しているので監視は強めます。11/5の下方修正で足元下落していますが、今後の動きに注目です。



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2 サイバネットシステム(4312)
ヤマザキとは対照的にサイバネットシステムはテーマ性を有する業績堅調の優良企業です(ヤマザキが不良企業と言っているわけではありませんよw)。ヤマザキは短期暴騰狙い、サイバネットは中長期でもいける銘柄です。ここではファンダ的な話は割愛しますが、足元3Q 決算で既に利益ベースではほぼほぼ計画を達成しています。時価総額は230億円程度です。
2019-11-09 (2)
5月9日のストップ高後、Aまで急騰しますが、その後下落し、不規則なベースを形成しながら既にAをブレイクし、昨年末の高値Bを2度ほど試しています。ここに強いレジスタンスがありますが、強いレジスタンスの理由は更に時間を遡り、サークルで示した大きな下へのギャップにあります。このレジスタンスをブレイクするためにベース形成でエネルギーを蓄積していたわけです。次にこのレジスタンスを試す時は完全にブレイクするのではないかと思い、私は監視しています。



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3 いであ(9768)(参考)

ストップ高から半年後の定点観測では少し遅かったので参考です。
2019-11-09 (3)
Aのストップ高→ベース形成→Bの後ふるい落とし→真のブレイクです。
Bの後のふるい落としは概ねカップウィズハンドルのハンドル部分という理解で問題ないと思います。
典型的な形ではあるので参考に載せておきます。



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以上が5月2週目のストップ高銘柄の中でスクリーニング通過した銘柄となります。
それでは来週も頑張りましょう。

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