私のブログ掲載銘柄もいくつか決算を迎えました。トレファクと幸和製作所は無事通過で株価も上昇しましたが、JESCOについては本日ストップ安となりました。JESCOは確かにブログでも記載したとおり、5G関連での短期資金流入を個人的に期待していて、足元の業績には全く無関心であったのに保有枚数の半分について決算跨ぎをしてしまったのは痛恨の極みでした。

これは改めて自分に投げかける言葉でもありますが、思惑等の期待で短期保有しているものを決算期待にすり替えてはなりません。同様に例えば移動平均線やサポートなどのテクニカルを理由に買ったのに、それが割れて保有継続する理由がなくなったのにも関わらず買う理由を探すために決算期待で保有している、とすり替えてはなりません。また同じテクニカルでも25日線サポートを理由に買っているのに、保有継続を目的に保有理由を50日線にすり替えてはなりません。

上記は例え話ですが、自身が何を理由に保有しているのかについては常に意識しなければなりませんね。


株式投資の学校


さて、本日の出来高注目銘柄は
「1418 インターライフ」にします。

この手の形の銘柄は多いのでもう説明するまでもないとは思いますが、今日も週足でコンディションを確認しましょう。
2019-07-16 (1)
250円辺りを節目とし、現在は250円のレジスタンス下にあること、トライアングルはブレイクしていること、一目均衡表の抵抗帯は上抜けしていること。というのが週足のコンディションです。当然後は250円辺りのレジスタンスをクリアすれば、本格的な上昇相場への移行に期待が持てるわけです。

トレーダーズ・プレミアム

念のため、日足も見ます。
2019-07-16 (3)
トライアングルの下辺の起点を直近安値の142円ではなく1/7にしたのはただ単にラインを引きやすかっただけで意味はありません。ちなみにトレンドラインについて1つ言うと、トレンドラインは基本的には3点以上のポイントを繋げることでトレンドラインとしての効力を持つと言われていて、2点だと弱いです。私はそれでもたまに2点でトレンドラインを引いてしまうことがありますが、原則は3点以上を結びつけます。これは自身でトレンドラインを引く際は頭に入れておいてください。
脱線しましたが、トライアングルを今日でブレイクしたことで私が想定する今後のメインシナリオは250円付近でのレジスタンスで反発にあい、一旦調整し、再度ブレイクを試すシナリオです。ちなみに一旦調整する際にどこまで押すかを考える際は人それぞれ得意技があり各々に合ったやり方で良いと思いますが、私は移動平均線、ボリバン、一目均衡表(基準線、転換線、抵抗帯)、フィボナッチで総合的に判断しつつ、トライアングルの上辺付近までできる限り引きつけてインをする方法が好みではあります。

【DMM FX】入金

さて、今日の出来高増は決算を受けてのものでした。第1四半期終了時点で営業利益ベースで約80%の進捗率で純利益に関しては通期予想を既にオーバーしました。通期予想のEPSベースで試算するPERは119.4倍ですが、1Qの純利益だけでも44.3倍にまで切り下がります。ここからどれだけ利益を積みあげられるかです。
ただ、1Qは主力の工事事業で大型案件の完工が集中したとあるとおり若干特殊要因がありますし、前期末時点での受注残高も減少していたので、2Q以降も同じペースで進捗するとは考えにくく、ペースは落ちる可能性が高いです。しかし、前期末時点から未成工事支出金が相応に増加していること等を考えれば足元の受注も相応にあると考えられます。また、1Q時点での売上高進捗率が25%で会社計画通り残り3Qで75%の売上計上があるなら相応の利益貢献はあるはずなので、今後会社計画の利益面での上方修正の可能性は高いと考えています(もちろん赤字案件の完工が今後計上されたりする可能性も否めないのであくまでこれまでの実績を踏まえた予想になります)。まとめると今後ペースは落ちるものの、通期計画の利益面での上方修正の可能性が高いということです。
ちなみに私がこれから入るなら次の決算は跨ぎません(笑)。今回の四半期決算で期待値が上がっている可能性は否めないので。

なお、当社は大株主にセガサミーがおり、事業内容の一部からも度々カジノ関連として物色されることがあります。今後もこの話題で短期的に上昇する可能性がありますが、これは+αとして捉え、あくまで本業の動向を追うことが大切だと思います。

ブログに掲載はしましたが、まだ当社の中長期的な成長を私自身描けてはいません。今日初めて銘柄を調べましたが、競争力の源泉が今一つ理解できなかったからです。成長を描けないのであればいつまでも高PERを許容はできません。なのであくまでスイングトレードの視点で見ていることを最後に付け加えておきます。中長期的な展望は今後もっと調べて追加することがあればブログに追記します。

それでは。

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